打合せの帰り、バスで横を通ってふっと思い立って下車。
下鴨神社の参道、糺の森を歩きたくなったんです。
みゆう
えと祈願祭の下鴨神社
下鴨神社へ。
今日は、えと祈願祭をされていました。
雅楽の音が聞こえてきました。
この森のこと、下鴨神社のホームページで拝見してドキドキしました。
よく神社の木を切るとバチがあたる、と言います。
そうした神のおわします森への敬虔な思いが、木を守り、森を守ったといえます。
森を守ったのはわれわれ人間ではなく、神々であるといえましょう。中略
賀茂御祖神社の境内を<糺の森>と称し、京都市唯一の自然の森で、京都開拓以前の古代山背の原生林の面影を伝える貴重な森です。
中略
京都府の「緑の基金」を得て京大の森本幸祐先生が平成3年に糺の森を調査。
直径10センチ以上の樹木は56種、3449本あった。アラカシ、榎、ムク、ケヤキ、モミジなど落葉樹林、つまり暗い鎮守の森とは違い、明るい神の森であることが判明した。
まさに人ではなく神が守った古代の森であった。
引用元:下鴨神社-式年遷宮
今、人の手で森を守るということを考えることが多いのですが、この「神のチカラ」が森を守れたというのはありますよね。
少しずつ自然への敬意が薄れていることも森を守りにくい原因なのかもしれません。
森のチカラが溢れるパワースポット、糺の森
学生時代は下鴨に住んでいたので、よく参道を自転車で走り抜けていました。
今では自転車ダメなんですね。世界遺産ですものね。
この森のパワーを感じたからか、この森の周辺地域を卒業設計の敷地設定にしたことを思い出しました。
それもテーマは環境学習のための学校計画。
そのパワーの源は、作られた森ではないというところだったのでしょうか。
それとも、明るい神の森だからなのでしょうか。
木々の力強さに、神社が守られている。
今すごくその場のチカラを感じます。
若いころはそこまでのパワーを感じ取れないほど、自分にもパワーがあったのかも(笑)
今はこのパワーを吸収したくなりますね。
私が関わっているKOBEもりの木プロジェクト。
六甲山の木々は、以前人の手ではげ山になってしまった山に、人の手で植林して育った森なのです。
いろんな背景があって、広葉樹が多い魅力的な森なのです。
もしかして、六甲山も、明るい森かも。神の(神戸の)森ですよ!!
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です!!
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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