昨日お会いした方から「こそだて世代のママたちが居心地の良い住まいと暮らしを作れない」というお話を伺いました。
大げさな言い方かもしれませんが、私はインテリア相談という業務を続けてきた中で、相談したいと思われている方は「家の中に居心地の良さを作れずにいて悩んでいる」ことを知りました。
目次
居心地の良い空間を作れない理由
居心地の良い空間を作れない理由は3通りあります。
2.モノを最小限にしすぎてシンプルすぎて殺風景なケース。
3.空間の心地よいゾーンを見つけられないケース。
3つ目の空間の心地よいゾーンを見つけられないケースに関しては、少しアドバイスすることで、劇的に居心地の良さが変わることもあります。
モノが多いという悩みが多い
一番多いのはやっぱりモノが多いというご家庭。
特に乳幼児のお子さんがいらっしゃる場合、お子さんのおもちゃや絵本、着替え、布団にタオルにオムツに・・・
私も経験がありますが、生活している一番使いやすい場所にそれらを置くので
ふっと息抜きしたいときも、ごちゃごちゃしていて落ち着かない、のですよね。
原色でカラフルなおもちゃは見せて置かない
私は乳幼児のお子さんがいる家庭では、できるだけ大人がリラックスする空間になるように、原色でカラフルなおもちゃは見せて置かない、とアドバイスします。
かごにいれたり、布のケースに入れたりして、カラフルな色が見えないようにするのはOK。表に見せておいても良いのは、木のおもちゃや布のおもちゃに限ること。できるだけ、リラックス空間と離れてカラフルなおもちゃを片付けるようにしたほうが良いと思うのです。
お母さんが落ち着いた気持ちになる住まいをつくる
何よりお母さんが落ち着いた気持ちになることが、子どもが笑顔になれること。
どうしても子どもが喜ぶように・・・としてしまうのが母親なのですが、子どもが笑顔でいられるためにお母さんがリラックスできる空間をつくることも大事なのです。
こんな素敵なお母さんのお気に入りゾーン。
子どもがいるから家はごちゃごちゃしていて、というのはある程度は仕方ないと思うのですが、親がリラックスできる空間を優先して作ってよいと思います。
家族皆が居心地良く、そして、皆が笑顔になる住まいをつくるために。
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です!!
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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