いえづくりの答えは、家族の中にある

「ありのーーー、ままのーーー♪」
我が家もだいぶ前ですが見に行きましたよ、アナと雪の女王。もちろん、我が家でもよく歌われています。もちろん私も歌います(笑)

映画の中で心を突くシーン

ディズニー映画は最近ピクサーほどの面白さが無く、映像技術は高いけれど、ストーリーが大味なものが多かったのですが、この映画はストーリーは大味でも、ミュージカルスタイルであることと、ポイントポイントで心を突くシーンがあったので、これだけのヒットにつながったんだろうな、と感じます。

何より、歌の良さが効いていましたね。

私は歌って踊ってハッピーエンドのインド映画も好きなので、日本でももっとミュージカルスタイル作ったら話題になるかもよ、と思ったりしちゃいました。いや、邦画は邦画で今は良いもの結構ありますけどね。

話しが飛んでしまったのですが「ありのままの、自分になるの」という「Let It Go」の歌の日本語歌詞に、皆がはっとした、という感じがありました。

日本人は右にならえ、の文化。なぜか小学校の運動会は、「同時ゴール」という判定がある。何かで突出してしまうと、叩かれる。「自分らしさ」「オリジナリティ」と言っても、周りがこうしているから・・・という考えに流される。自分らしさがあって良いんじゃない?そう感じた歌だったのかもしれませんね。

自分探しと自然体でいられる自分

「自分探し」 をする20代。

私も旅をしたり、映画を見たり、色々もがいた気がします。芸術系の学生、まわりに多かったですしね。その時期に気づいたことがあります。みんなが「変わっている自分」を探している中にいると普通でいることを認めた自分が、一番オリジナリティある、と。

私の家づくり、デザインのルーツかもしれません。

なので、みゆう設計室の家づくりは「自然体でいられる建築主が主役」 なんです。答えは、建築主ご家族、ご家族それぞれの関係や距離感、ご家族の周りのひとたち、そしてその家の周辺環境、すべてその中にある。

と思っています。なので、みゆう設計室のデザインする住まいには、決まった「カラー」がありません。あるとしたら「気遣い」だと思います。

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いえづくりの答えは、家族の中にある。その答えを引き出すのが、みゆう設計室の仕事です。