初めて一級建築士試験の学科試験通過しました。

初めて一級建築士の学科試験を通過したようです。
(あくまでも、資格予備校の判定ですが・・・)
知人の受験者も結構苦戦したと言っています。
やはり今年も、難しかったんだろうな。

学校に通ってやっと通過した学科試験

私の一級建築士試験は8年前からスタートし、妊娠・出産期を除いて、今回が5回目の受験でした。
過去4回は、維持でも独学で受かるとこだわり続け頑張ってはみたものの、65点の壁は越えられませんでした。
去年の受験後、思い切って、初めて総合資格に通って講座を受けることにしました。
講座を受けてよかった事。
それは、今まで暗記で覚えていたことの「意味」が明確になったことかな、と思います。
理由があって答えがあるという、仕事の上でも大切なことをチェックできました。

資格予備校の弱点

それと、過去問以外の問題に触れたことも良かったです。
「よく出る問題」としてではなく、なぜこの問題が出題されるのかという、その重要性の理由が分かるようになりました。

そして、過去4回も受験してたから分かっていた、資格予備校の弱点
それは、「これだけ覚えたら受かる」という考えを受験者に与えてしまう雰囲気だと思います。
(現に、「余裕のある人はこれ覚えて!」って、試験にでてる内容でも言ってます。)

過去には出題されていない問題

一級建築士とはたくさんの業種・分野を統括して、設計・監理をするのです。
参考書に書いていないことで、現場に必要なことは本当にもっともっとたくさんあります。

そして、試験に参考書には書いていない問題が出ても、それは当たり前のことなのだと思います。
今回の試験では、その辺りを意識して「参考書」だけにこだわらず、出題されるかもしれないとアドバイスされた「過去には出題されていない問題」をおろそかにしなかったこと、それで、70点台への道が開けたような気がします。(現にこれらの問題がいくつか出ました。)

本当に、長い道のりでした。
って、これから製図試験なので、まだまだ一級建築士への道は続きます。