誰かに褒めてもらうためではない

住人十色の考え抜かれた動線の家

先日、森を望む家のK様に誘われて、さらに工事の時にお世話になったYさんを誘って女子会してきました(笑)
すっごく楽しくて、時間を忘れました。

そのときに、森を望む家が毎日放送の住人十色に出たときの話になりました。考え抜かれた動線の家の、ロケのときの笑い話や、放送後の出来事など。

みゆう

主婦・母目線で住宅設計をしている女性建築士みゆうが書いています。
この記事では新築住宅の設計をした「森を望む家」について書いています。

テレビに出てよく声をかけられるようになった

家族の暮らしを考えてデザインした家
K様、テレビに出た後に、全く知らない方から声をかけられるようになったそうです。
それくらいインパクトのある放送だったのかもしれませんね。

「良い家ですね」と言われることが増え、嬉しいと思うと同時に

誰かに見てもらいたくて作った家じゃない。

自分が暮らしたいように作ったからあの家になった。

とK様が話していました。

自分が暮らしたいように作るからこそ、魅力的な家になる

私も思うのです。
ブログやインスタグラムで褒めてもらいたい、第三者に見てもらいたいと思っていえづくりはしていません。
その家のご家族が暮らしやすいように家をデザインしているのです。

建築主ご家族に喜んでもらいたい、という気持ちはありますが、褒めてもらいたいわけではありません。

素敵!とか、憧れる!!
と言ってもらうのは後からついてくるもの。

ご家族が暮らしていて満足度の高い家を作ることが基本なんです。

もちろん、デザインで、素敵!!と感じてもらえるような要素はたくさん取り入れます。
それは、見せるためではなくて、機能的な満足度の上に、美しさを重ねているからなのです。

褒めてもらうためにつくるのではなく、自分の満足度を高めるために

思いを形にした家
子どもが親に良いところを見せたい、と思う気持ちがあるように、誰だって自分のことを褒めてもらえたら嬉しいと思います。

でも、「褒めてもらうための家をつくる」のではなくて、「自分の満足度を高めるため家をつくる」方が自然です。
家は日々の生活と共にありますから。

家づくりだけではなくて人の姿も同じ。
「褒めてもらうため」に頑張るより「自分の満足度を高めるため」に頑張る方が自然体で素敵だなと私は思います。

この家でご飯を食べると何でも美味しい

そんな名言をくれたのもKさま。
本当にありがとうございました。
そして、一緒に家を作り上げてくれたYさんもありがとうございました!!

「森を望む家」