オーダーキッチンのテーマは一升瓶!「岡山の家」設計日記

「岡山の家」のキッチンは、玄関からリビングに入って正面に見える家の顔となるキッチンです。シンプルな形状のオープンキッチンですが、必要な機能を満たし、家の顔となるインテリアキッチンとなるようにオーダーキッチンで製作しました。

みゆう

建築士事務所を営み、住まいの設計をしている女性一級建築士「みゆう」が書いています! 自身の母親としての悩みと経験を活かして、子育て中のパパママの家事・育児負担を減らす家をデザインしています!この記事では新築住宅「岡山の家」のキッチン設計の過程を過去ブログからまとめて掲載しています。

オーダーキッチンの打ち合わせ

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オーダーキッチンのご提案のために神戸スタイルさんに行きました。

不要なものを省くのもオーダーキッチンの魅力

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当初から奥様が人工大理石のカウンターを希望されていらっしゃったので、実際に見ていただいてこんなイメージで・・・と。
オーダーキッチンの面白いところは、必要なものを「足す」だけではなくて、不要なものを「省く」ことができること。
メーカーのキッチンには難しい点ですよね。

取っ手もいろんな種類から選べます

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取っ手もいろいろありますよ。
いろいろ見ていただくと、どれを選んだらよいか迷われることもあるでしょう。
基本的に組み合わせのバランスや、必要な機能は何か・・・など
私なりのご意見はさせて頂いています。
「岡山の家」は実施設計も進み、開発等の申請をひかえています。
まだ着工まで時間はありますが、ゆっくりと家づくりを楽しんでいただけたらいいですね。

オーダーキッチン、スタイリッシュだけどテーマは一升瓶

2011年3月7日。Y様が神戸に来てくださったのでさまざまな打ち合わせ。ひとつはオーダーキッチンの最終調整。神戸スタイルさんへ。

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ショールームの場所が、今までの1階から10階に移転されていました。
移転されて、ショールームは予約制になったそうです。
お客さま一人一人に丁寧な対応をされているので
その必要があるのもよく分かります。

カウンターの人工大理石の種類も色々

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このような白い人工大理石の天板を採用するのですが
同じ白でも超微妙な差で、シンクの人工大理石の白と合うものを選ぶ
ということで調整。
タオル掛けとなるバーの高さも、ショールームでデザインバランスをとりながら確認。
レンジフードの高さ、カウンターの高さも
奥さまに実際触れてもらって確認します。
とても女性らしい、キッチンになると思うのですが
スタイリッシュなのにテーマは一升瓶。
1本で良いから一升瓶が入るスライド収納が欲しい。
そんな要望から始まったキッチンデザイン。
そのスライド収納の内引き出しも、使いやすいよう浅目に
などなど・・・
細かい要望もお願いしてきました。
ちょっとしたことですが
使うまな板、包丁の種類まで再確認。
ほぼこれで内容は詰まってきました。
初めて神戸スタイルさんにY様と一緒に伺ったのは
もう半年以上前のことですから
「もう内容を決定する時期になりましたね」
としみじみ。

テレビが組み込まれている収納

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こちら、LIVING&DESIGNで拝見した、テレビが組み込まれている収納。
前は写真撮れなかったので、しっかりおさめてきました。
これ、いいと思うのよね~。

打合せとキッチン契約、現場確認

2011年4月18日

岡山のY様邸の打ち合わせに行ってきました。
本来では着工の時期だったのですが
種々の許可の遅れと地震の影響による資材確保が難しい状況に合わせ
少し着工を遅らせることとなりました。
現場は開発の工事中です。
見積も最終調整中。
オーダーキッチンは前回最終打ち合わせとなりましたので
契約と至りました。

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広さを実感。
工事がとても楽しみです。