先日ホームページを更新するにあたって
以前こちらのブログで書いた「キッチンは手を洗うところではない」
という記事を元に、間取りのコラムを書いています。
私の感覚として、家族のプライベート空間と感じる洗面所に
お客さんを入れることに抵抗がある、という点もありますが
それだけでなく、お子さんの手洗いうがいの習慣、自立を促すためにも
洗面所以外の場所に手洗いがあることをすすめています。
そうでない場合は、脱衣室と洗面所を分けるケースが多いでしょうか。
よく考えてみると、かなりの率でどちらかの方法をとっています。
こちらの例が一番理想的だと思っているのですが
玄関横のシューズクロゼット、リビング、子ども室、トイレに近接して
手洗いを設けています。
空間構成としては、上の図のようなものになるのですが
この配置を取り入れる間取りが人気があると思っています。
それ以外にも人気のある間取りのパターンをあげてみたいと思います。
みゆう設計室に設計を依頼して下さる方は
こそだて世代の方が多いのですが
上の図のような、サブリビングを設けた提案が多く採用されています。
サブリビングと言っても
そこで家族がくつろぐとは限らず
例えば共通の本を置いたり、部屋干しをしたり
共通で使えるパソコンを置いたり・・・
というような
リビングに置いてしまうとごちゃごちゃするようなものを
皆で共有する空間に置いたり使ったりできる空間として提案しています。
岡山の家ではとても風通しの良いこのスペースに部屋干しすると
結構洗濯物の乾きが早いです、と言われました。
こちらにはお子さんの絵本も置いていらっしゃいましたし
洗濯物を干しながら、近くでお子さんが遊んでいても大丈夫。
そんな母ならではの間取りのチカラを活かせたかな、と感じています。
この事例では・・・
共有の収納をもうけるケースも人気があります。
間取りについてのお話は
来月の講座、「楽しい家づくりをするための準備講座」でもお話したいなと思っています。
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です!!
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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