使える収納~必要な場所に必要なものを入れる収納を

明日はインテリア相談に伺うので資料をまとめて準備中。
下の写真は以前インテリア相談に伺って
造作家具の工事の依頼を頂いているものですが・・・。
ちょっと収納する場所を確保するだけで
暮らしが劇的に変わることもあります。

2012121217_20130112181035.jpg 

図面上の「収納スペース」
(押入れ、クローゼット、納戸など・・・)
とは、広さを確保すればたくさん収納できるわけではありません。
たくさん収納スペースがあるのに、使えない、もしくは
収納スペースの手前の室内が使えない、ということは多々あると思います。
マンションの北側個室を見せてもらうと
ベッドもデスクも置きようが無い部屋ありますからね。

CA3H43330001_20130112181526.jpg 

みゆう設計室の事務所もそれはまあ、コンパクトな事務所なんですが
収納家具のおかげで狭さを感じさせない空間にしています。
天井まである収納デスクですけどね、工夫があるのですよ。
みゆう設計室がデザインするお住まいは
「収納たっぷり!」と言ってもらうことがよくありますが
たっぷりと感じる理由はやはり、必要な場所に必要なものを入れる収納があるからだと思います。
室内をすっきりと見せるためには収納が必要ですが
その収納を設けることで居心地の悪さがうまれるケースもあります。
そのあたりがプランニングの腕のみせどころです。
居心地の良い家づくりの要素の一つとして
「使える収納」が身近にあること
なんだろうなと思っています。