アアルトをめぐる旅、アアルト自邸・浴室など

アアルトをめぐる旅
今回もアアルトの自邸です。
こちらはアトリエに面した、アアルトの部屋。
P8043434.jpg 
本棚のはしごが良い。
天井までの本棚にはしごを希望されたことがあったのですが
スペース的に難しくて断念したことがありました。
なるほど、こんな方法もあるか
と思ったはしご。
P8043438.jpg 
カーテンの奥がアトリエなのですが
アアルトはこっそりここに籠っては、梯子を上って2階のテラスに上がっていたそうです。
いいなあ、こういうの。
P8043363.jpg 
こちらは浴室。極めてシンプル。
手洗いはパイミオのサナトリウムでデザインしたもの。
トップライトをこの浴室と、浴室手前のドア前に設けています。
フィンランドは冬になると太陽が出る時間が短くなりますからね。
こうやって、太陽の明るさをできるだけ取り入れるようにしているのでしょうね。
P8043314.jpg
こちらはテラス。
左側の扉が、アトリエ横のアアルト部屋から上がる扉です。
P8043313.jpg  
プランターもアアルトの花瓶のようなかたち。
テラスの庇が木製なのですが
部分的にこのような要素を組み込んでいるところもおもしろい。
次はキッチン。
中には入れなかったのですが、ガラス越しに撮影。
P8043382.jpg 
結構シンプルです。
コストをかける場所とかけない場所のメリハリを感じます。
素材にこだわる場所、それほどこだわらなくて機能的な素材にしている場所。
P8043380.jpg 
こちらは玄関。
玄関横は今アアルトミュージアムのオフィスになってます。
P8043379.jpg
玄関とリビングの間、2階に上がる階段前のスペース。
こんなところに電話が。
P8043443.jpg  
・・・というところで
アアルト自邸の紹介はおしまい。
もっと紹介したい点もあったのですが
自分の設計を通して、また伝えたいポイントが出てきたら
写真をひっぱり出してきて紹介すると思います。
アアルトの自邸はヘルシンキにあるので
比較的訪れやすいですよ。
予約も不要ですので、ヘルシンキに訪れた方は見学オススメです。