少しずつ好みと自分に必要なものが見えてくる家づくり

今日はリフォームのK様邸の現場担当の方々と顔合わせして
方針、連携などについてお話させて頂きました。
工事に対して前向きな方ばかりでひと安心。
あとはコスト調整と、設計内容の最終決定ですね・・・。
今年はリフォームの物件がたて続けだったのですが
リフォームはがちがちにしてしまうと
撤去してから困る部分もありますので
そのあたりの判断は現場との連携で進めて行く、設計の余白も必要。
余白、といえば
住まいのデザインを進めて行く中で
がちがちにデザインを提供するのではなく
過程の中でお客さまの好みを引き出していくようにしています。
好みを引き出すことで予算オーバーになり
最終的に調整することも多々ありますが
まずは家づくりを楽しんでもらうことから始めてもらいたいですし
家が大好きになってもらいたい。
例えば、住設のショールームに行くときは
最初に雰囲気や好みを掴んでもらい
その中で好みのセレクトを私が捉えて、次にプランニングを進め
最後に本当に必要なものは何か再確認していただく
という3段階をとるようにしようと思っています。
もちろん、1回だけで決まることもありますし
コストや納まりの関係で、何度も変更することもあります。
ただ、1回で決めてしまわないことは、
手間はかかるけれど、お客さまにはとても良い気遣いですね
とショールームの担当者の方にも言われました。
1回何が好きか考えて頂くことがきっかけで
お客さまも、「好きなモノ」が見えてくるようです。
そして、どんどん、好みと自分に必要なものが見えてきます。
そうすると、家づくりが楽しくなってくるわけですね!

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私がうつってますが笑

でも、お客さまがとっても家づくりの事、パーツの事に詳しくなって
機器の性能の情報など、ついていけなくなるときもあります(笑)
(がんばって追いついていきます・・・)
でもそうやってお客さまが納得のいくアイテムを選んで
家づくりをして頂けるのなら大歓迎。
もちろん、その中でコストが合わない場合
優先順位で必要なものを考えていくことも
ひとつひとつのデザインに向き合って頂けていれば可能なのかと思います。
もちろん、セレクトが大変、という方には
出来る限りこちらから、ベストと思われるものをセッティングします。
そのあたりの自由度が設計事務所に頼む良さなのでしょうね。