建材耐火性能の大臣認定偽装について

建材

一級建築士製図試験以降、ご無沙汰しておりました!試験が終わってから、実家で子供たちとのんびり過ごし、1年を超える受験生ママの疲れを癒して参りました。

神戸に戻ってきたとたん、たくさんの仕事が舞い込んできて再びバタバタしてしまっています。

安心できる建物を建てるために

ところで、今、大臣認定を受けた建材の耐火性能を偽装していたニュースがよく取り上げられています。設計者としてはかなり驚きでした。

大臣認定の建材=性能を認められている

と判断して、建材を決めているのに!

少し前にマンション用の手摺に強度不足がみられたニュースもありました。ユーザー側が信用して利用する建材を大臣認定、BL商品、などとして不正に販売することは、本当に腹立たしいことであります。

実際は使用したくないとしても、法規制上使用せざるを得ないこともある。そんな建材なのに。

安全な建築を作るうえでのモラル

私はこの時代に一級建築士を受け、今まで積み重ねてきた建築士としての経験に加えて、建築士としてのモラル、教本内の情報以上の建築の知識を身につけなければこの資格は得られないことを痛感しました。

でも、建築士のモラルや知識が上がっても、建材の質が得られなければ、健全な建物はできません。大臣認定、より厳しく調査してもらいたいものだと感じました。