おもちゃの収納と片付けの難しさ

子供のいる生活をしていると、片付けで一番悩ましいのは「おもちゃの収納」だと思います。
よくインテリア雑誌や子育て雑誌に掲載されている子供部屋の収納を見ると
おもちゃの数が明らかに少ない、と感じます。
(これはテレビや雑誌で紹介される住宅のモノの少なさにも共通しますね。)

おもちゃ収納と片付けの難しさ

私が遊びに行った事のあるお友達の家は
やはりかなりの量のおもちゃを皆所有していて、収納と片付けの難しさが話題に上がります。
おもちゃの収納で重要なポイントは
1)子供が自分で片付けられること
2)子供が自分でおもちゃを探せること
3)片付いたときにすっきりと見える片付けができること
4)子供でも開閉しやすい収納であること
ですね。

いかに上手に片付けをさせるか

私自身、子供がおもちゃで遊ぶようになってから、常にこの問題を考えていて
今もいかに上手に片付けをさせるか、色々試みています。
以前は大きい衣装ケース(季節外衣料を入れるくらい大きいもの)に
全てのおもちゃを片付けさせていました。
全部入れると2ケース分くらいあるんですよね。
その片付け方にしたら、1)の「子供が自分で片付けられる」はできるようになりました。
おもちゃの入っている場所、片付ける場所を覚えられたんですね。
でも、その方法でいたら大きなケースの中から遊びたいおもちゃを探すことができず
今遊びたいものが見つからない上に、他のおもちゃに目移りしてしまい
遊んでいる部屋が大変混乱した状況に。

おもちゃの種類別に収納を変える

2)の「子供が自分でおもちゃを探せる」ことを考え購入したのがディズニーキャラクターが描かれたケース。
うちはディズニー好きなので引き出しによっておもちゃを分別してます。
違うケースのおもちゃは、今遊んでいるおもちゃを片付けないと出してはいけないというお約束をしています。
なかなか、うまくいきませんけどね。

でも乗り物のおもちゃはミッキーのケース、レゴの線路はミニーのケース、という具合に確認しながらのお片付けが少しずつできるようになってきているようです。
(お片付けお手伝いして~って泣きつくことは多々ありますが・・・)
大きいぬいぐるみや車のおもちゃなどはかごにいれて、おもちゃは全て押入れの中に収めさせています。
そうでもしないと家がいつも落ち着きませんからね。
小さなお子さんがいる方は家作りをするときに、普段生活している部屋(多分リビングや和室でしょうね)に大きなクロゼットや押入れを作ることをおすすめします。

リビング周りに子供のための収納を確保

住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」のアンケートでは
「子供はリビングルームにいる時間が長い」と答える方が7割以上だったそうです。
ということは、小さい子供のうちにたくさん所有する可能性のある「おもちゃ」を
リビング周辺におかなければならない、ということですよね。

将来を考え「子供部屋」に家作りのエネルギーをかける前に
子供がリビングにいてくれる限りリビングで過ごしてもらうために
そして家族が集う空間を充実させるために、リビング周りに子供のための収納部分を確保してみてはいかがでしょうか?