火災と避難訓練

先日、宝塚市でパチンコ店火災で死者がでましたね。
建物が被害拡大に加担してしまったこと、とても悲しいことです。

建築基準法関係法令では、防災・避難の項目も増え
確認申請を通す建物に対しては、だいぶ厳しくなってきたと感じます。
でも、既存の建物に対して、そして建物の用途変更の届けをださない違法の建物に対して、
いかに改善をさせることができるか・・・。

利用する人たちの安全を守る立場である

結局は建築基準法関係法令に適する建物を存在させること、それに関係者が「業務」として接するのではなく、利用する人たちの安全を守る立場であることを認識しないといけませんね。

新聞などでは「消防署員はカラオケ店を利用していた」と書かれていましたが
消防署員の方が消防法とそれに関連する建築基準法を知っていたのか
そしてそこまで知っている人しか消防署員になれないのか
そこまで追求するのは難しいことですよね。

でも彼等が「この店、避難が難しいんじゃないか」って感じたり
他の利用者が感じたりしたときに、それを受け入れることができる
行政の窓口がわかりやすく存在したら、改善しやすくなるかもしれませんね。

保育園の避難訓練

話は変わりますが、今日は子供たちの保育園の避難訓練の日です。
子供たちは毎月、避難訓練をしていますが、今日は何の災害の時を対象として避難訓練をしたのか、保育園の先生に確認してみようと思いました。
初めての避難訓練の時は、非常ベルがなったらおちついて先生の近くに集まる、という練習をしたそうです。
何も起こらないことが一番良いことなのですが
何か起こったときにいかに対処するか、心に留めておくことが大切ですね。