新聞連載小説

我が家は今読売新聞をとっているのですが
はまってしまったのが「夕刊」の連載小説

八日目の蝉

私が最近よく読んでいる角田光代さんの小説なのですが
これが角田光代さんらしい、女性の生き方や感情を表現したもので
毎日夕刊が来るのを楽しみにしています。
新聞小説を毎日読むのは初めてのことなんです。

この小説は、ヒロイン・希和子が不倫相手の妻が産んだ女児を連れ去り
その女児(薫と名づけられる)を連れた逃避行から始まります。
私が読み始めた頃、二人は小豆島へ行き、小豆島での暮らしが描かれていました。
そして、今は大人になった薫の場面の話になっています。

残念ながら読み始めたのが最初からではないので
小説として出版されるのを楽しみにしています。

角田さんの描く世界は、軽すぎず、重すぎず、
そして深いところを描いているのでとても好きです。

一番最近に読んだ角田光代さんの本は

ぼくとネモ号と彼女たち

この話の主人公の彼がネモ号に乗って共に過ごした女性たちを描いているのですが
女性を男性からの視でうまく描いているなあと思います。

ここのブログを書き始めてから角田さんの本ばかり読んでるなあ・・・。