「フレンチナチュラルスタイルの家」工事リポート、シラス壁塗り～完成まで

「フレンチナチュラルスタイルの家」リノベーション工事は、一度内部を解体してスケルトン状態にしてから設備なども全て入れ替えています。工事の中盤からの様子を紹介します。

シラス壁、左官工事始まりました。

高千穂シラスの室内壁（中霧島壁）、小さい面から塗り始めて頂いております。

こちらはトイレ。
臭いを吸着してくれることを期待しています。

こちらは洗面台。明日からタイル張りが始まる予定です。

最近はビニルクロスの素材感が嫌だ、という方も増えているので、漆喰やこのシラス壁のような左官仕上げ、塗装仕上げ、クロスでもビニルクロスで無いものを選びたいという方が増えています。

臭いや湿気を吸着する素材は、確かに夏もひんやり、快適な室内環境をつくります。
ご予算、メンテナンスの上でご理解頂ける場合は、積極的に取り入れるようにしています。
塗る面が広いので、施工期間はかかると思いますが仕上がるのがとても楽しみです。

2012.01.2

洗面所のタイル使い

高千穂シラスの中霧島壁の左官も、あと残りわずかとなっていました。完成まであとわずかですね！！

子ども部屋の建具と建具枠はお子さんの気に入られた色に塗装しました。

奥に見えるのが洗面台。

K様が気に入られていたタイルを入口側から見える側面に。このタイルをどこに入れるかは悩みましたね・・・。

こちらはサブフロアの洗面所。シンプルにな白いタイルを貼っているのですが、つやなしのものをつやのあるタイルと交互に貼っています。これ、ご主人のアイディアなのです。
伺ったときに、おもしろい！と思い、良いと思います！！と言ったのですが、思った以上に仕上がりが良くて私も気に入っています。

こちらはレインドロップのガラスが入った小窓です。

2012.02.04

オーダーキッチンの取り扱い説明

完成が近くなったので、オーダーキッチンを依頼した神戸スタイルさんによる動作確認と取扱い説明をしてもらいました。
シラス壁が仕上がって、初めて養生を取ったのですが、とても優しい、女性らしいキッチンに仕上がりました。

キッチンのキャビネットの取手はK様がご用意されたものですが、柱周りに設けたカウンター下の収納扉にもつけられました。電気工事と雑工事を残すのみで、来週には美装、カーテンが入り完成と至ります。

2012.02.15

扉の色を塗装で変える

扉は塗装の違いで雰囲気が大きく変わっています。

こちらが一般の扉。濃いめの茶色に塗装しています。

こちらはピンクに扉を塗装した部屋。

こちらはグリーンに塗装。お子さんの部屋にそれぞれの好きな色に塗装された扉を入れています。
最初は一面の壁をお子さんが好きな色に塗装しようとしていたのですが、全て左官壁とすることになりましたので
扉を塗装することに決まりました。

2012.02.16

洗面台の病院用流しSK106

リノベーションのK様邸のメインの洗面所には手描き風のタイルを配置した白いタイルを使用し、TOTOの病院用流しSK106を使用しています。

この病院用流しは住宅用とは違い、多少の水はねなどはあると言われていますが、広く深い流しですし、安価ですし、このシンプルな形状を好まれる方も多いと思います。

2012.02.17

工事完了！竣工検査とカーテン取付

カーテン取付、合わせて竣工検査となりました。
ご依頼を頂いてから１年ちょっと。K様の暮らしへの思いを積み重ねてできた空間。K様が好きなもの、お子さんが喜ぶもの、そして、左官業を営まれているご主人やご主人のお父さまの手が入った高千穂シラスのシラス壁。
家族が笑顔で暮らせる住まいになるよう私はそっと協力させて頂いたような気持ちでいます。

今日はカーテンの取付。朝の日差しがきついそうで、厚地は遮光のシェード。フロントレースにして、レースはぞうさんの柄が入ったレースに。ぞうさんのレース、もっと甘くなると思っていたのですが、意外と「大人かわいい」やさしい雰囲気です。

カーテンの取付最後まで立ち会えなかったのですが、無事今日で終了しました。
近々お引越しされるとのこと。お子さんの笑顔をこのお住まいで見られる日を楽しみにしています。

K様、どうもありがとうございました！

フレンチナチュラルスタイルの家

フレンチナチュラルスタイルの家 | みゆう設計室

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