家づくりのミスや失敗をそのまま放置しない

インテリア素材

モダンなイメージでありながら、ファミリー向けの住まいでもなじむ素材。
サンプルと打合せ資料をご用意しました。

若干私の好み、という感じがしないでもないですが(笑)

O様は「スタイリッシュキッチンの住まい」が素敵だな、とずっと思っていてくださったようです。
私としては、この要素とO様の雰囲気に合わせて全体のイメージをまとめております。

家づくりで回避できないミスや失敗も起きることはある

設計の過程で、回避できないミスや失敗も起きることがあります。

設計者にとっての家づくりは現場に「指示」をするのも仕事であり、施工上うまくいかないこともあります。

回避できないミスや失敗というよりは「当初の予定通りにはならない」ことは少なからずあります。
そのようなときは現状の状況に応じて最善の方法で改善対応します。
思った通りにならないときは、施工上手直しが必要になることもあります。

その「うまくいかなかったこと」でさえ、ひとつの面白みになるくらい、いや以前の状況よりもさらに良くなるように改善し、家づくりを楽しんでもらうのがみゆう設計室流の家づくりです。

家づくりは楽しいものであってほしい。

ミスや失敗も、それ以前のものよりも良いものに変えることができれば良いのです。

ミスや失敗に対して丁寧で以前より良かったと言われる対応をする

ミスや失敗が原因で、クレームになることもあるでしょう。
「人の手」によってつくりだすものだからこそ、ミスが起きてしまうこともあります。

でも、今のところ(いや、これからも継続したいことですが)取り返しのつかないクレームを受けたことはありません。

長所と短所、コストがかかるか否か。
そのご家族の暮らしに合うか否か。

きちんと考えて、原因や解決法をきちんと伝えて、「ミス」が起きてしまったとしても「もみ消す」のではなく、もちろん小手先のごまかしなどを一切使わず、丁寧で以前より良かったと思ってもらえる努力をします。

ミスより怖いのはもやもやや不満を放置すること

何よりミスや失敗をごまかすことは、お客さまの家づくりへの「もやもや」を放置することに繋がります。

私は、お客さまに「モヤモヤ」した気持ちを持たせていると感じたら、早いうちにその「モヤモヤ」を解消してもらいます。

その「モヤモヤ」を放置すると納得のいく家づくりはできないと思うのです。

なぜなら設計者にとっても施工者にとっても、工事が終わるまでが家づくりだけれども、建築主にとっては、家が完成してからが「家」と直接向き合うスタートだから。

モヤモヤを抱えていたら暮らしの中でモヤモヤが解消できずに不満になります。
毎日の暮らしで不満が少しずつ、そして次第に大きく積み重なっていきます。
そうやって家に不満を感じたり、家が好きになれなかったりする相談を受けてきました。

私が設計する家では、不満が積み重なる家を作りたくない。
と思うのですよね。

私も未熟なので、模索しながらお客さまと向き合っていますが、今のところ、みなさん「家づくりが楽しかった」と言ってくださっていて、今でも相談やら新しいご依頼やら頂いています。
今の思いを変わらず持ち続けていこう、と思っております。