眠りにつきやすい寝室

今日は午前中、「ママフェスデビュー研究」というセミナーに行ってきました。
今までもいろんな方にお誘い頂いて、ママフェスに参加してきましたが
自分のスキルをそういう場でもっと活かせないかな?と言う気持ちでいます。
そこで、女性や子どもの「眠りの場」について話題に上がりました。
眠りの場としての「寝室」のこと
より良い眠りを導く寝室づくりのこと。
寝室の快適さってとても大事だと思います。

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この寝室の照明は壁面、ベッド上を照らすダウンスポット、間接照明。

 

良い眠りを導く寝室には
煌々と照らす照明は望ましくありません。
眠る前に電気を消す、その前に白く明るい照明をつけていると
脳はなかなか眠るモードに移行してくれないでしょう。
眠る前から少しずつ灯りの全体のトーンを落とし
必要な場所を明るく照らすようにしてあげるほうが
大人も子供も体が眠るモードに入っていくと思います。
最近は夜の睡眠状態が悪いお子さんが多いのだそうです。
大人の生活時間帯に合わせてしまう、という意味では
我が家も反省しなければならない部分ではあるのですが
家族が夜ご飯後くつろぐ空間なども明るすぎてしまうと良くないのかもしれません。

 

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こちらはフィンランド、アルヴァアアルトがデザインしたアアルト自邸。

 

上のアアルト自邸の写真のように
天井からの光はテーブル上のペンダントのみ。
あとは壁を照らすスタンドライトなどで灯りをプラスしています。
そういえば、我が家には全体を明るく照らす白系の昼光色の電球はあまりありません。
電球色は暗く感じるから目に悪いだろう
と言われることもありますが、よく考えてみたらうちの子どもたちの視力は良いです。
こればかりは体質もあるので何とも言えませんけどね。

 

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また、寝室の場所も影響しますね。
交通量の多い道路の近く
風通しの悪い北側の部屋
南側に大きな窓があるので日中明るいが夜は窓からの冷気が厳しい部屋
それらもよい眠りと関係があると思います。
眠りやすいよう、心を鎮める色を壁面に設けたり
その空間の印象に合う、こころを安定させる香りをプラスしたり
いろんな方法があるのですよ。
・・・ということで、ネタはそれなりにたくさんありまして
それをそのご家族の「眠り方」に合わせて寝室を作るわけです。