森を望む家のWEB内覧会。
今回は「森を望むキッチン～壁に見せる収納」について紹介します。
K様は設計を始めるだいぶ前から
自分に一番合うキッチンのスタイルを考えられていたようです。
K様が見せてくれるインテリア雑誌、キッチン本の写真を見ると
機能的で作り込みすぎていない
（でも、使いやすさに対してはすごくこだわっている）
キッチンの写真が多かったです。
特に「お鍋やお皿は、風通しの良い場所に見せて置きたい」
というご要望は、
私にとってキッチンまわりのプランの核になっていたと思います。
窓と同じラインに固定棚。
窓下と揃うラインの固定棚は
置く予定のものに合わせて、少し深い奥行になっています。
お鍋やケトル、ザルなんかを置かれるのかな・・・。
おそらく、Kさまも使いながら定位置を決められるのだと思います。
また、棚板にフックなどをつけて
レードルなどを下げられるかもしれません。
もしかしたら、他で全て収納ができて
上にはお花やお野菜が置かれているかも。
そんな変化に対応できるキッチンの壁面になっています。
棚の上に一つだけ扉があることが気になる、と
見学に来られた方皆さんが言われていましたが・・・
お手持ちの浄水器を置くためのスペースになっています。
（下にホースを出す開口も設けてあります）
キッチンで板張りは汚れが気になるかもしれませんが
Kさまは、汚れたときはペンキを塗ったりして別の楽しみ方を。
と言われる方ですので、その発想も空間に活きています。
（コンロ前はステンレスを貼っています）
キッチンのデザインをしていると
料理の仕方も、片づけ方も人それぞれだな、と感じます。
使いやすい、という事例はあると思いますが
使う人と、持ち物と、使い方があってキッチンのスタイルは変わります。
こちらは必要なものだけ設けて、余分なものを全て削ぎ落としたスタイルのキッチンですが
これがKさまのキッチンなのだろうな、と思います。
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です！！
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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