バリアフリーと暮らす人の物理的精神的障害とならない家

住宅においてのバリアフリーとは一般的には段差(敷居やフロアレベル差)がない住まいであったり、トイレやお風呂に手すりがあったり、寝室の近くにトイレやお風呂があったり・・・
という高齢者、障がい者に対して、生活の上で物理的障害とならないよう建築上配慮したもののことを言うようです。
学生のころから、このバリアフリーとかノーマライゼーションということばには、なんかしっくりきていなくて段差なんて無い方が良い場所はなくせば良いし、手すりもあった方が楽な場所には当たり前のようにつけば良いと思っていました。
要は、建築主の暮らしへの配慮があれば生活の上での物理的障害は少ないのではないかな、と。

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階段手すりと同じ高さに設けた小さな開口。
手すりと同じように手を添えても良いように・・・先日来所された初回相談で、3階建ての暮らしは歳をとってからしんどいのではないかというようなお話がありました。

確かに1階から3階まで往復するのは体力的な負担にもなるはず。

でも、体が健康なうちから体を動かさない暮らしをするのが良いのか否か・・・。
「インナーテラスのある家」は3階建てですが
洗濯物は部屋干しできるし、外干しするのも洗濯機のすぐ横だし
リビングと外干しゾーンが分かれているから洗濯物は見えないし
そりゃもう、生活に苦痛はないはずだと思われます。
現に、ご主人からも
不満に思うこと、困ることが無い
と言って頂けるお住まいですから。
そのためには、たくさん、暮らし方についてお話しましたけどね!!

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3階の個室に上がる時も
階段を上がる途中で気持ちがリラックスする
と言って頂きました。
空が見え、時には月が見え
ふっとからだを休めよう、という気持ちに切り替えられるのかもしれません。
空間の配慮で、気持ちが楽になるのであれば
3階建ての暮らしもむしろ楽しくなるのだと思います。
それぞれのお住まいに対して気遣いがあることが
そこで暮らす人の物理的精神的障害とならない家になると思います。