フィンランドアアルトをめぐる旅、アアルト自邸2・リビング

フィンランドのアアルトをめぐる旅
アアルト自邸の続きです。
こちらはアトリエの横にある、来客用のリビング。
プライベートでくつろぐ小さなリビングも2階にあります。
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リビングからは緑豊かな庭が眺められます。
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本当に緑豊かです。
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奥がアトリエになっています。
ここも段差があることで、リビングに広さと天井の高さを感じます。
天井の高さを感じさせる効果はありますが
それほど高いわけではありません。
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屋外から見ると、リビング部分がこんな状態になっています。
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レンガに白いペイント。
これもアアルトらしい。
暖炉を囲む、というのがフィンランドのリビング。
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簾がかかっているのは有名ですね。
そして、次は2階のプライベートリビング。
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それぞれのプライベート空間を繋いでいる場所。
みゆう設計室のデザインでもよく取り入れていますが
2階の廊下作らずに
ホールから部屋にアプローチできるようにし
そのホールという空間を
家族のプライベートリビング的な空間にしてしまいます。
このアアルト自邸の間取りを記憶していたわけではないのに
自分の中ではこれだけ影響を受けているのかと笑ってしまった空間です。
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南から日が差し込み、とても心地よい。
意外とこの「狭さ」が居心地良いのだと思います。
1階の広いリビングは、家族でも使用するが、来客に対応するリビングだと聞きました。
玄関やアトリエと隣合っているので
家族の空間と、来客にも対応できる空間をしっかり分けられています。
ネタは尽きませんね。
次は、ダイニングについて紹介します。