CADのソフトと、CADを使った仕事をしたいと思うなら

私は一人で設計の仕事をするようになってから、覚えたCADが二つあります。

今、実質仕事で使っているのは

・DRA-CAD

・JW-CAD

・AUTO-CAD

の3つです。
学生時代に使っていたベクターワークスは既に使い方を忘れていますが、使った経験はあります。

独学でCADを使いこなす

よくCADの試験を受ける、とか、CADのスクールに行くことで
仕事が得られるのではないか、と考えられる方もいるようですが
CADというのはあくまでも「作図のツール」でしかありません。
作図するものが何か把握できないと、ツールの使い方も発展してきません。

言い換えれば、絵の具を使って絵を描くという方法を知っていても
何を描くか把握できていないと、絵は描けませんよね。
(適当にざらざらっと描く場合は除きますが・・・)

CADを使った仕事をしたいと思うなら

CADを使った仕事をしたいと思うなら
CADを使った仕事の内容を覚える、つまり実務を重ねることが必要でしょう。
最近はスクールや通信教育のふれこみで
CAD=安定した仕事、というイメージを持たれがちですが
どちらかといえば、忙しすぎたりして不安定なことが多いかも。

このCADというツールもそれぞれのソフトによって微妙に使い方が異なります。
一日で3種類のCADソフトを使うこともあるのですが
頭がなかなか切り替わらなくて、前のソフトの動きをしてしまうことも多々あります。
どのソフトで描いても同じ図面になればよいのですが
それぞれの設定があるのでそうもいきません。
不思議なことに、自分のメインCADで図面を直すより、別のソフトを覚える方が早く仕事ができるのです。
便利であり、不便なツールなのですね。

今日も3種類のCADを使いこなす、CADユーザーのつぶやきでした。