森を望む家のWEB内覧会。
今回は「扉の無い生活」について紹介します。
設計初期、計画案をつくる前にK様とお話していたとき
「室内の扉はいらない」
と言われたことはかなり驚きでした。
実際今の住まいでも扉は開けっ放しなんです、とのこと。
これはなかなか面白い。
リビングダイニングや玄関からの来客の視線や
将来的に扉が必要になることも考え
それぞれの部屋の入口を配置、計画しました。
手前が書庫、奥が主寝室
さらにその奥が洗面所
プライベートゾーンと、リビングなどの共用ゾーンとを
しっかり分けているので
確かに扉が無くても居心地は良い、と感じます。
扉一枚、結構お値段しますので
これはコストダウンにもつながっています。
こちらはお子さんの部屋。
お子さんの部屋はリビングと隣り合っているので
リビングでくつろぐ大人と
すぐ近くで同じ空間にいるような距離感で過ごせます。
こちらはリビング側のベンチソファ側から見た子ども室。
全ての人が、この「暮らし方」に共感できるわけではないと思います。
でも、K様のご家族は
この扉の無い生活で、余分なものを削ぎ落とし
快適な暮らしをされています。
暮らし方はひとそれぞれ。
その暮らし方に合わせた家づくりをしています。