家相について考える~水回り

最近は現場のお話が続いていたので
今日はみゆう設計室のデザインの要素のひとつ、「家相」について書こうと思います。
基本的には「要望をまとめる」
「そのご家族にあった暮らしを共に考え、提案する」
ことからデザインはまとまっていきます。
他にも自分なりにはベースにしている設計要素はあるのですが
その中でも「家相」は必ず意識するようにしています。
設計の時点で家相を気にする方はそれほど多くありませんが
その家で暮らし始めて、何か不幸があったりすると
「家のせいなんじゃないか?」
と思ってしまうことがあります。
家をそんな存在にさせないように・・・。
「吉方」と言われるだけでも
家の事がより好きになる人は多いのだと思います。
よく気にされるのが「鬼門」のトイレ。
不浄であるトイレを、悪い気の入り口である鬼門には設けない
というものですが
我が家はどうしてもトイレが鬼門に来てしまう、という例もあるでしょう。
そんな家は「鬼門」を「貴門」と考える。
というのが、私の師が教えてくれたことです。
貴い場所だからこそ、いつも清潔にして風を通す。
そうしてあげることで、悪い気も入ってこない。
家づくりには不安を持ち込まないこと。
そのために家相も意識することが大事なのかなと思っています。
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写真はスタイリッシュキッチンの住まい、リフォーム工事のトイレです。
竣工写真が上がってきましたので
少しずつ紹介していこうと思います。
トイレは美しく、リラックスする場所としてあげることも
常にトイレを清潔にしておくきっかけになるのかな、と思います。