リビングの配置、子どものいる家庭のLDKとは

ママ建築士視点の住宅設計として、今日はリビングの配置について。
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住まいのプランニングをするとき
「リビングでどう過ごしますか?」
と確認しています。
一般的なリビングでは
ソファを置かれるご家庭が多いと思いますが
小さいお子さんがいると
「ソファが置けない」
という方も結構いると思われます。
子どもがソファに上がって汚す、飛び跳ねるのが嫌という場合と
ソファがあると狭いという場合があるでしょう。
リビングダイニングに
ダイニングテーブル、ソファセット
そして・・・
「子どもが過ごすスペース」
遊ぶ場所、絵本を読む場所、などなど・・・
と確保すると
広くて収納がたっぷりあるリビングでないと
皆の居心地が悪くなってしまうかもしれません。
子どもの様子が見えるオープンキッチンが良いと言っても
オープンキッチンから見える場所に
子どもが過ごすスペースがあるかどうかの方が
問題なのかもしれませんね。
一度ご提案したいと思っているのは
(我が家でもやってみたいと思っているのですが)
大きくて低めのダイニングテーブルに
低めのダイニングチェア。
ソファがあるスペースをしっかり確保しなくても
リラックスできる空間を
リビングダイニングに作ってみたい。
そう思っています。
写真のお住まいは
ソファも設けず、皆さん床に座布団を置いて過ごされています。
リビング=ソファ
という考えだけでなく、
家族がくつろぐスペースを考えて頂けたら、と思います。