リノベーション工事解体~オーダーキッチン据付「フレンチナチュラルスタイルの家」

昨年末にご相談を頂いてから設計を進めてきたK様邸のリフォーム工事。
規模が大きいためコスト調整やプラン変更なども必要にはなりましたが、昨日よりようやく解体がスタートしました。

みゆう

建築士事務所を営み、住まいの設計をしている女性一級建築士「みゆう」が書いています! この記事では「フレンチナチュラルスタイルの家」のリノベーションの過程を過去ブログからまとめて掲載しています。

解体後から木工事

解体後に設計内容の調整

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初回の提案時の模型。少し異なりますが、ダイニングキッチンのベースとなった案でした。
解体して早速設計変更を検討しないといけない事項がでてきましたが、この素敵なキッチンとゆったりとしたLDK空間が楽しみです。

もう少し素材検討したりする部分もありますが、やっとK様がイメージしていた暮らしに近づいてくれると思うと私がわくわくしてきます。
K様、工事関係の皆さま、よろしくお願いいたします。

2011.09.27

スケルトン状態まで解体

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スケルトン状態まで解体し、設備も全て入替する本工事がスタートしました。
解体するまで見えなかった部分の調整をして墨出しからK様と共に位置の確認しています。

設備と電気の情報が無かったことが設計上難しかった点なのですが、長くこのお住まいに関わりある設備屋さんが担当して下さるので対応も早くとても助かります。

この空間にキッチンができる様子をイメージして嬉しくなります。
数点の問題点も解決し、あとは現況と変更対応に合わせて図面の変更を進めて行きます。

2011.10.03

美しい工事現場

今日はリノベーションのK様邸の現場確認と打合せで、解体して変更した部分の修正内容の図面をお渡しし内容を確認してきました。下地も入り始めていました。

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今日現場を見て思ったのは、とても現場がきれいだということ。
リフォームの現場は材料を置く場所が難しいのですが、工事を進める場所、資材置き場、そして工事を進めた場所の清掃がしっかりしていて、段取りもきちんとされていらっしゃるので、なかなか良い現場だなと思いました。
若いですがとてもしっかりした大工さんです。当分は下地の施工が続きます。

2011.10.12

木部カウンター色、納まりの最終確認

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扉材の最終確認は前回の打合せで済ませていましたので、カウンター色、納まりの最終確認をしました。
現場は大工工事が着々と進み、天井のボードもだいぶ張られてきました。
来週から階段や床材張りが始まる予定です。

2011.10.24

ユニットバスも設置完了

木製建具の確認、建具の納まりとデザインの確認、設備の確認などなど。
現場は木工事が着々と進んでいます。
2階から3階に上がる階段がかけられていました。少し急かな?と気にしていた階段でしたが、K様にも、現場の方にも
緩やかな階段だと思っていただけたようで良かったです。
階段幅も広いのでゆったりした感じ。

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パインの床材も入っていました。

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ユニットバスも設置完了。

思ったより大工工事の進みも早く、少しほっとしました。

2011.11.02

木工事の確認と打合せ

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現場確認にて。クローゼットの下地、固定棚の高さ、可動棚の位置などを全て確認しました。

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建具枠が納品されてました。今回は少し変わった「既製品」の建具を使います。

2011.11.17

大工工事も残りあと半月ほど

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キッチンゾーンとダイニングゾーンを分ける収納

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木製建具の枠も入っていました。
大工工事も残りあと半月ほど。大詰めに入ってきました。

2011.12.01

雰囲気のあるガラスを使用

大工工事も今週中に一段落つきそうです。今回は雰囲気のあるガラスをドアや窓に使います。

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来週施工に入るキッチン部分

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キッチンをリビング側から見た様子

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キッチンサイドには雰囲気のあるレインドロップのガラスを。
今日購入して持って行きました。

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玄関からあがる階段も手すりが着いてあと少しですね。

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こちらはチェッカーガラスが入った建具。
建具のみ既製品です。

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加工をして下さる建具屋さんにて確認。その他、制作建具の確認なども。

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チェッカーガラスの入った建具はこちらに入ります。

塗装色の検討、確認など、もう工事の終わりも見えてきていますね。
ただ、今回は左官仕上げなので、完成まではまだ時間がかかりますが・・・。

2011.12.07

オーダーキッチン

オーダーキッチン契約

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リノベーションのK様邸のオーダーキッチン契約。
現場の状況、納まりや下地の確認などをして、内容の確認して契約しました。
今回は柱部分の欠き込みなどもあり、リノベーションならではのジャストフィットのキッチンになります。

2011.10.24

オーダーキッチンの現調

キッチン契約を済ませましたので、オーダーキッチンの現調にもきてもらいました。
新築と異なり、リフォーム・リノベーションの場合は工事に入ってみないと正確な寸法がとれなかったり、配管、配線などの状況がわからなかったりしますが、大きな問題もなさそうで良かったです。

今回はRC柱を巻き込むかたちでキッチンカウンターができます。
オーダーならではのキッチン。
眺めも良く、すごく開放的なキッチンです。
本当に完成が楽しみです。

2011.11.17

オーダーキッチン据付工事

オーダーキッチンが据付けられました。既存の窓の高さ、柱型、配管など、リノベーションの現場は新築にはない「現状」があるので、おさまるかどうか少し心配はありましたが、大きな問題もなく、スムーズに取付完了しました。
すっきりしているので、あまりボリュームを感じないキッチンですが、かなりの量を収納できる、ゆったりとしたキッチンです。

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窓も大きいので、とても解放感があるキッチンです。
壁、天井、アイランドカウンター下部の腰壁はこれから左官仕上が入ります。

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アイランドのカウンターはシンクと食洗機。
奥行があるので、水はねがあっても支障がないくらい。背面のIH調理器の右横には柱があります。

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IHはミーレの4口。

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柱の前も引き出しがあります。
通常の引き出しよりも奥行が浅いのですが、逆にこの浅い引き出しが細かいものやボトル類を入れるために使いやすいと思われます。

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養生をしてしまう前に撮らせてもらいました。

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こちらはアイランド側のシンクの下部です。シンク下はオープン、食洗機はミーレの60センチ幅のものです。

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手前はボトルなどを入れる引出し。奥はまな板をいれる引出しです。シンク側に置くことになると思われるまな板、洗剤などの定位置はシンク側に。

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もちろん包丁トレイも必要ですね。

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K様がご用意されたガラスの取っ手がとてもかわいいです。シンク下のオープン部分には取外し可能なバーを通してもらっています。ここにふきんやタオルなどをかけて置けるように。

シンプルな構成のキッチンですがK様と一緒にお持ちの鍋、食器、調味料などの置き場なども考えて、引出しの高さなども細かく決めています。既存の場所にもぴったりおさまったのがなんとも気持ち良いです。

窓下高さにぴったりにするのと、使いやすい高さを考え、シンク側のカウンターとコンロ側のカウンターも少し変えています。

2011.12.16

キッチンサイドの左官壁

据付済のキッチン立上り壁の左官仕上げができていました。

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室内の壁、天井と同じく、高千穂シラスの中霧島壁です。
やっぱり、やわらかい雰囲気になりました。

2012.01.25

フレンチナチュラルスタイルの家