「ここに住みたい」と思う街をつくる仕事

神戸のルミナリエ

神戸で暮らし始めて14年。
気がつけば、この街が自分のホームタウンだと思うようになってきました。

結婚してから神戸で暮らすようになったので、友だちもいない、身内もいない、この街で子育てをしていくことにいろんな不安がありましたが、私はこの街で子育てをして、開業してきたことで、身内みたいな友だちや仲間ができて、今ではここが「帰ってくる場所」だと感じるようになりました。

子供たちが生まれた頃は、実家には帰る、神戸には行く、とどこかで思っていましたから。

今日は、「ここに住みたいと思う、街をつくること」と感じたお仕事のお話をしにいきました。

普段、ここにずっと住んでいたいと感じる家をデザインする、という仕事をしていますが、一年前ごろから、それだけでなく、そんな家がある、住みたいと思う街をつくりたいと思っていました。
それがどんなことなのかいろいろ考えてきました。
そして、いろんなことに関わったり向き合ったりしてきました。

小さな歩みでも、前に進まないよりは良い

昨日は白鶴酒造資料館で開催されたイベントに出店していましたが、来場された方にいろんな活動していますよね、いろいろ頑張っていますよね、といわれました。

自分としては仕事のバランスをとりながらできることとできないことを考えているので、本当はもっとこれをしたい、あれをしたい、と思っていますし、実際は思った以上に物事が進まなくて、これでいいのだろうかと自問自答することも多々あります。

それでも、やらなくて後悔するより、やって後悔したほうがいい、と思っています。

小さな歩みでも、前に進まないよりは良いと。

と、きれいごとを書いていますが、実際はいいのかな、どうなのかな?と悩みながら。
仕事も、こそだても、悩みながらだけれども、ひとつひとつ向き合えばいいかな。
乗り越える道も楽しいのかもしれないですね!

ここで笑顔で暮らしていられることの喜び

先日、ルミナリエに行ってきました。
今、ここで笑顔で暮らしていられることの喜び。

今は、この神戸でこそだてをして、働いて、暮らしていること全てが大好きです。
そんなひとたちがあつまる、街を作りましょう。