キッチンまわりの使い勝手と仕様は「必要かどうか否か」で判断

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5月2日、昨日はリフォームのK様邸の打合せ。キッチンまわりの使い勝手、仕様などについてお話し、検討してきました。

便利そうなキッチンの機能が「必要なのか否か」

「こういう機能便利そうなので欲しい。」

そんな要望にはできるだけ答えますすが、それを設けることで後々不便になるかもしれないこと、故障の可能性が起きやすくなること、変化に対応しにくくなることも正直あります。

そのため、その機能が必要だと思う理由を必ず伺います。

昨日の打合せの中で、以前から欲しいと言われていた「吊戸の水切り棚」についてお話しました。今のキッチンの使い方や、今のキッチンの不満な点を改善させるために、水切り棚が欲しいな、と言われていたので、「吊戸の水切り棚」に重きを置いてキッチン提案してきました。

しかし、その水切り棚をどう使うか、という話に深めていくと「洗った野菜、洗ったコップなどを置いておきたかったから」

今不足している機能を何で補うのか

さらに深めてお話していくと「洗った野菜、洗ったコップなど」を今置く場所がないことが「水切り棚」が欲しい理由だったので、シンク上に水切りトレイが置かれたらそれで機能が満たされることが判明。

そのほうがすっきりする!!

と気づいたようです。実際水切り棚に洗った野菜を置くのには違和感がありますよね。

調味料はどのように片づけられると料理がラクになるか

今回は「収納のプロ」の方にも協力して頂いているので、どのゾーンに何を収納するか、という話も深めております。

お砂糖やお塩を入れる調味料ケース

これをどこに置くかという話題にもなりました。今までは吊戸に置きやすい取っ手があるタイプのものを使われていましたが、これから砂糖やお塩などは引き出しに入れよう、という話になりました。そうすると吊戸に置きやすい取っ手があるタイプより無いタイプの調味料入れの方がすっきり収納できます。

予定している収納スペースが少し深めなので、深めの容器にしていきましょう、というお話も。逆にこの容器を使って収納したいという方には、それにあうスペースを設定したり、制作したりしています。

キッチンをどう使い、どう見せたいかは人それぞれ。それをデザインするから楽しいんですよね!!

現地調査~マンションの暮らし方を根本から見直すような計画

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5月9日は現地調査へ。計画もほぼまとまってきたので、あとは工事価格の調整です。

写真は「キッチンを囲む家」の子ども部屋です。このような雰囲気の光を通す効果なども取り入れようと思っています。

今回のリフォームは、マンションの暮らし方を根本から見直すような計画です。最初の提案をしたころから、ご家族の「暮らし方」への考えが、かなり大きく変わられたと思います。この導きが、家族にとって大きなプラスになるように。

コスト調整して、できる限り、思いをかたちにしていきたいと思っています。