扉やカーテンの素材決め~みゆう設計室事務所内装リフォーム

家具の面材をセレクト

みゆう設計室の事務所は仕事をする場所として機能的であり、打合せの時に見本となるようなインテリアを目指しています。
そして落ち着いていて、バランスの良い空間を。
家具の構成は決まったので、造作家具の面材やカーテン素材を決めていきます。

みゆう

主婦・母目線で住宅設計をしている女性建築士みゆうが書いています。
この記事では「みゆう設計室事務所」の内装リフォーム過程を過去ブログからまとめて掲載しています。

全体のバランスをとりながら複数の樹種を使う家具

造作家具の扉面材サンプル

造作家具の制作依頼をしている栗原木工さんから突板の塗装サンプルが届きました。
事務所の家具は、いくつかの樹種の扉にしたいと思っています。
見本板では分かりにくいのでサンプルのような家具を作ってしまうという・・・。
事務所だからできることかもしれませんが、とても楽しみです。
床に合わせて全体のバランスを取りながら、それぞれの扉の樹種配置を考えました。

ベンチの上にも並べてみました。笑ってしまうほど小さなこだわりが集まった事務所になりそうです。

カーテン生地の機能とデザインのこだわり

事務所のカーテンと、ベンチクッションの制作を進めてもらっています。
このカーテン生地、かなり悩みました。

実は別の生地を即決でセレクトしていたのですが、高いとは思っていたけどその見積額に呆然。
生地のリピートの関係もあり、爆笑してしまうほどの額になりました。写真の左上の組み合わせです・・・。

インテリア素材を検討中

コストを下げようとシンプルなミラーレース1枚にしようかと思ったところ、私が集めていたサンプルの中からカーテン担当のHさんがクリエーションバウマンのレース地手に取って、「これ、いい!」って・・・。
いや、私もそれ、ショールームに見に行ったときから選びたいと思ってたんだけど、この生地、前選んだ生地より高いし!!!
この生地はヒダがあまり無い状態でつけたいなと思っていたのですが「縫製を工夫して必要な生地を少なくしてコストおさえましょう!」と言ってくださったので、二人で盛り上がって決めちゃいました。
確かにいいお値段でしたが生地取りを工夫してくれたので最初に選んだ生地ほどの金額にはなりませんでした。

この背面のミラーレース、最終的にグレーの生地を選びました。
色違いの白がいいなと思っていたのですが窓にかけてみるとグレーの方がしっくりきます。
レース+レースの一体縫製、枠内シングルレールでいきます。枠内で布面積が減っているのでコストを抑えているという工夫盛りだくさんなカーテンになります。
カーテンには厚地をかけなければいけない、というイメージを払拭してもらうのにも良いかな、と思っています。

クリエーションバウマンの刺繍レース

クリエーションバウマンの刺繍レース

レース+レースのカーテンにします

レース+レースのカーテンにします

「みゆう設計室事務所」の概要