魔法をかけたように、素敵な住まいをつくってくれる

「この提案で今の暮らしとの違いも分からないし、ほかの家で見た素敵な暮らし方とも違う。
もっと、私たちが想像できないような、魔法使いが魔法をかけてくれるようなデザインがみゆうさんからパーッと見せられるかと思っていました。」

リフォーム打合せで、とても大きな節目となる出来事がありました。

いえづくりの要望の「ことば」の奥にあるもの

シンプルにご要望を読み取り、空間の使い方を提案したのですが、要望の「ことば」の奥にあるものが、思ったよりも深かったことに気づきました。

なぜリフォームをしたいのか。
なぜ今までと生活スタイルを変えたいのか。変えたくないものと、変えたいもの、それは何なのか・・・。

提案に対して「なんとなく違う」という感覚を抱いたというK様。その感覚を聞くために対話を重ねました。

頭と心の「住まいの条件」の矛盾

こんな空間にしたい、という頭で考える条件と、どんな暮らし方をしたいか、という心で考える条件の「矛盾」があるということに気づきました。

矛盾があるのは悪いことではありません。

その矛盾の先に、何を選択してどんな暮らしをつくりあげるのか。私に「なんとなく違う」と話してくれた時に「どんな家にしたいか」と自ら考える一歩、前進したのです。

心から望む暮らしとは何なのか。

K様が「どんな家にしたいか」と自ら考え始めてくれたので、少し時間をとって少しずつときほぐしていきました。頭の中でイメージしていたお住まいと、実際の条件と、心で思う暮らし方の違いを少しずつ確認していきました。少しずつその思いを言葉にしてもらいました。

今までに聞いたことのない話もたくさん溢れてきました。

そして、少し時間をかけて、もっと深く考えてもらうようにお願いしてきました。

自分たちの望みが明確でなければ、素敵な住まいは作れない

自分たちが望むものがはっきりしていなければ、「素敵な住まい」を魔法をかけたように作ることはできないと気付いてもらえました。
暮らしにフィットした、素敵な住まいをつくることは可能なのです。
壁紙や水回りをキレイにするだけではない、楽しいリフォームができますよ。笑顔で暮らしていくために。

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そして、今日は新たな造作家具のデザイン。
それぞれの家族の暮らしと笑顔を想像しながらデザインしていきます。

今日の出来事

クロスステッチ

仕事をしている横で娘が初めてのクロスステッチをしていました。教えながら私も少しちくちくしてみました。

クロスステッチ大好きです。