インテリアにおけるブルーの効果

昨日セルフペイントのサポートに伺ってから
ブルーをインテリアに使う効果について考えていました。
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色における効果についての書籍を参考にしてみると
自律神経を鎮静させる効果もあるというブルー。
血圧を下げてくれる効果や、
色そのものに温度があるわけでもないのに体温を下げる、涼しく感じる効果もあるとのこと。
気持ちを静めてくれるので、イライラしにくくなり、ケンカを防ぐこともあるとか。
逆にたくさんおしゃべりしたい場より、リラックスする場所に向いているとのことです。
ブルーは空や海、水をイメージする色でもあるので
水の中にいる=母のお腹の中にいる、いう感覚になるのかしら?
なんて思ったりもしていました。
12月、2月に開催した
フィンランドの近代建築家、アルヴァアアルトがデザインした住まいについての講座の中で
アアルトのインテリアによく見られる「ブルー」について紹介しました。
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このブルーは湖、空の青なのではないかな、と私は感じていました。
自然の美を機能的なデザインの中に取り込もうとしていたアアルトのデザイン・・・
深い青のソファ、ベンチシート、ベッドカバー、家具などなど
それに通じるものを昨日のブルーの壁で感じました。
そのような色の効果とインテリアについて
次の住まい講座でもお話していこうと思っています。