S様からはインテリア相談のご依頼を頂き、これらの造作家具を制作することとなりました。
今日は神戸S様邸の造作家具据付1回目。造作家具をつくることで収納の定位置をつくり、居場所をつくり、暮らしを改善させる計画です。
みゆう
この記事では「リビング壁面収納を設けた家」のインテリア工事について過去ブログからピックアップして掲載しています。
目次
壁面収納と薄紅色のアクセント壁
撮影時間が遅くなってしまったので少し色合いが表現できていないところもありますが、とても落ち着いた雰囲気の家具が仕上がりました。
中央に薄紅色のアクセント壁を設け、右側にテレビ台、中央にファミリーデスク、左側に掃除機なども入るトール収納があります。
こちら、施工中の写真。薄紅色がこの写真のほうがよく出ています。少し紫がかった、大人っぽいピンク色です。
家具の上部に間接照明が入りましたので、室内が上品な明るさになりました。
最後にテレビをおさめてみました。
棚の寸法は持ち物や片づけ方などで細かく決めています。
デスクの下におさめられているキャスターワゴンは、大きい一つがプリンターワゴン、小さい二つがお子さん用のワゴンです。まだ小学校には入学されていませんが、入学されたらランドセルや教科書が置けるようになっています。
キッチン背面収納
キッチン背面収納を紹介します。
もともとキッチン背面に収納家具を設置されていましたが
よりすっきりと収納力を増やした家具を取付けました。
上部はアルミ扉の収納で天井まで。
引出しも収納するものを考え、それぞれの引き出しの深さを決めました。
下部には分別ごみが入れられるキャスターを。
カウンターは一部曲線をつかって
電子レンジを置く部分の奥行を深くしています。
以前の収納は、キッチン入口の開口部より前に飛び出していたので
広さも感じ、すっきりしています。
掘り込み取っ手であることも、よりすっきりした印象に見せますね。
FAX台
こちらはBeforeの様子。
OPEN部分に棚を設け、FAXや無線LANの機器が集まっています。
お子さんが触られないように、このカウンターの前にポリカの板を立て掛けられていました。
ここにぴったりの収納家具を設けました。
以前はカウンターの下方に配線がのびていましたが、配線穴も設けているのですっきり下部の収納に線が入ります。
FAXは日常使わないので見えないところに置きたい、という方も増えていますね。
納戸の収納家具
使い勝手に応じて奥行や幅を調整した、天井までのたっぷり収納です。
内部は主に可動棚とハンガーパイプです。
お母さんの収納スペースには、お子さんが触れないように高い位置にカギをつけられました。
お母さんのアクセサリーなど、お子さんはさわりたいものなんですよね。
こちらはキッチンと納戸の間に設けた建具のガラス。
S様と装飾ガラスを一緒に選びました。ちょっとだけ遊び心を。今日の施工は予定よりだいぶ時間がおしてしまいました。
S様、申し訳ありませんでした。施工をしてくださった栗原木工さん、お疲れさまです。
やはり壁いっぱい、天井いっぱいの家具はぴったりすっきり気持ち良いですね!
リビング壁面収納を設けた家
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です!!
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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