稽留流産とアロマのケア

稽留流産とアロマのケア

少し前の記事でも書いたのですが
うちの赤ちゃんは姿を見せてくれませんでした。

その後の話です。
ちょっとこういう話苦手、という方はスルーしてくださいね。
でも、目を背けるだけではない素敵な心のケアについて書こうと思います。

稽留流産とは、
胎芽や胎児が死亡した、もしくは育たないまま子宮内でとどまっている状態
だそうです。
私の場合は、胎芽が育つことなく、袋(胎嚢)しか無い状態でした。
(マンガ流産のベイビーライオンというサイト、気持ちの整理にとても役立ちました)

多くのお医者さんが、長い間お腹に異物が残るのは良くないからと
早い時期に手術をすることをすすめるそうなのですが
私が行っていた産婦人科では
「自然を待つかどうか、どちらを選んでもいいよ。」
とさらーっと言ってくれました。

うちは子どもたち二人とも助産所で自然なお産をしています。
だから、しっかりと自分のカラダと向き合おうと思い
自然の流れに任せることにしました。

最初は連休明けに来なかったら遅いかな、と言われていたのですが
兆候が無かったため、5月いっぱいくらいまでは待っても良い
と言われました。

きっと、この先生との出会いが、一番の救いだったと思います。

妊娠することも
妊娠しても胎児が育たないことも
自然分娩することも
自然流産することも
女性が子供を宿して、産むチカラのひとつなのだということを
冷静に受け止めることができたのですから。

そして、自然流産しました。

前回の記事で書いたこと、ツイッターでつぶやいたことで
実は私も経験しています。
という方からもたくさん励ましの言葉を頂きました。
お医者さん、友だち、家族
皆がいてくれるから、その日を待つ時間も辛くはなかったです。

そして、先日届いたアロマ。
Floralaromaのmayumi先生から届いたアロマ。

mayumi先生に稽留流産のことを伝えた時

「なかなか理解されにくいし、言いにくいことだけど、
ココロのために流産のこと隠さなくていいと思う。

流産って聞くと、隠したいと思って自分の中だけで耐える人が多いので
心にすごく負担がかかってしまいます。
そんなときこそ、ココロのケアが必要。
ココロとカラダをリラックスさせるのが大事。
アロマがそういう時に役立てれば・・・」

「お産を促すのと同じように、
アロマでリラックスして流産をむかえてあげられます」

と言ってくれました。

私がまさにその通りと思っていたので
mayumiさんの一言にすごく励まされました。

そして、すぐにマッサージオイルと精油を用意してくれました。
mayumiさん、本当にありがとうございます。

早速、教えて頂いたようにマッサージ。
すると、下腹部が少し張るようになってきました。
精油もアロマポットで楽しませてもらいました。

マッサージをして少しずつ促され
3週間近く待っていた状態が、2日ほどで自然流産へ。
正直かなり驚きました。
ゆっくり毎日過ごしていたつもりでしたが
実は体も心も少し緊張していたのかもしれません。
アロマのチカラで、カラダの緊張感がとけたのかもしれません。

少し長く待ったからなのか。
通常は「少しきつい生理痛」程度らしいものが
娘のお産のときより痛い時間が長くてきつい状態に。
(娘が楽すぎたんです、激痛から1時間で生まれましたから!)

たまたま(なのか、カラダが分かっていたからなのか)
今朝、産婦人科の診察予約が入っていたので
先生に診てもらいましたら
「しんどかったんだね、生理痛くらいって言っちゃってごめんね」
と言われました(笑)

でも、終わった後はお産の時と同じで
すごく体がすっきりしています。

そんなこんなで、赤ちゃんが確認できないと言われてから
既に1か月がたってしまっていたのですが
ようやく、いつものカラダに戻り始めました。

そして、とても不思議な偶然。
診察のときにサポートしてくれた助産師さんが
娘のお産の過程をずっと見守ってくれていた助産師さんだったんです。

頭がぼーっとしていることもあって、自分の目を疑いました。
(だって、その方は当時助産所にいらっしゃったんですもの!)

アルバイトで、たまたま来られていたそうなのですが

しんどかったね

その助産師さんに言われて、すっごく気持ちが楽になったんです。
こういう偶然って、偶然じゃないなーと思わされます。
ちゃんと、私が早く気持ちを切り替えられるようにできている環境。

週末のチャリマまでにはしっかり回復したいと思っていますので
それまではゆっくり過ごさせて頂こうと思っています。