たくさんの残念と小さな喜び

今日の日記は、ちょっとだけ悲しいお話です。
辛いのとか痛いのとか
苦手な人は今日はスルーしてくださいね。

桜の咲くころ

桜のつぼみがふくらみ始めたころ、からだの異変に気づきました。
東日本大震災のことがあり
心が落ち着かない、実家の事が心配・・・
そんな状態でしたし、仕事も忙しかったですし
スマイルプロジェクトを立ち上げた時期でもありました。

妊娠したようでした。

娘が7歳なので、8年ぶりの妊娠。
可能なら40代になる前にもう一人・・・
と思っていたのでとても嬉しいできごとでした。

子どもたちにも話し
母のからだの変化についてもよく理解してくれました。

今回も助産所での出産を考え
胎児の心拍が確認できる時期に検査に行ってね
と助産所でアドバイスしてもらったこともあり
4月も後半になってから受診。

その初めての受診で
「袋の中に赤ちゃんが確認できません」
と先生から言われてしまいました。

娘と一緒に行っていたので、冷静でいられたのですが
2人の子を、何のトラブルもなく妊娠出産していたため
そんなことが起こることも全く考えていなかったんですよね。

1週間後の受診まで、呆然とする日々でした。

でも、いろんなサイトを調べ
この子は自分を育てる袋を作る力はあったけど
自分自身を大きくする力が無かったことを知り
10人に一人程度はそのようなこともあり得ることを知り
納得したうえで次の受診に行ったのですんなり受け入れることができました。

この子は全く姿を見せてくれなかった。

姿を見せてくれなかったけれど、
私のところに来てくれたのは事実。
きっと私の体から離れたくなくて
私の心の中に入り込んでしまったんだ、って思いました。
それを子供たちに伝えたら

「ママのいちばんやさしいところ(心)にずっと妹はいるんだね」
って娘に言われました。

そうだよね。
怒ってばかりのママは知らずに済んでよかったね♪

妊娠すると、すごいチカラを得られるって知っていますか?
息子のときは、住む場所も、産む場所も、
独立して仕事を始めるきっかけも
全て息子が持ってきてくれました。

今回も、スマイルプロジェクトの立ち上げや
いくつかのお仕事のお話、
この子が持ってきてくれました。

そして、
お兄ちゃん、お姉ちゃんが
何のトラブルもなく、自然に生まれてきてくれたことと
今も元気で私のそばにいてくれることが奇跡であること
その喜びを教えてくれました。

母はこの子から、たくさんもらったのに
何もしてあげられないのが少し辛いのだけど
この子はずっと私と一緒にいるのだから
私が充実した時間を過ごすことが大事なのかな、なんて思っています。

お医者さんに
自然の流れにまかせよう
と言って頂いているのでそのまま。カラダはまだ妊娠状態です。
私自身は分かっているのに、私の体がまだ理解していないようです。
心と体と理性って別物なんですね。

女性のカラダって本当によくできていて、
すごいなー、ってあらためて感じました。
まだ経験したことがないので分からないのですが
このあと体調を崩して少しお休みすることがあるかもしれません。

妊娠については、仕事にからむ方たちに
出産前後のサポート等をお願いしたり
その時期に工事を予定していたお客さまにお伝えしたり
友だちに喜んでもらったりしていたので
残念な結果を告げるのがちょっと申し訳なかったです。

ちょっとお休みしたりすることで
廻りの方に心配かけさせることも嫌だなと思いました。
でも私の勝手でここに書いたことで、
私より悲しい思いをさせてしまったらごめんなさいね。
実は何人かの方に、私も経験したよ、辛かった
って励まされたんです。

私は、この子が心の中にいてくれると信じているので
意外と元気です。
(日々のブログやツイッターをみてもらえたらわかりますね♪)
残念なことはたくさんあるけれど
小さな、いや深い喜びを得ることはできましたから。

連休はしっかりお休みしていましたので
連休明けからは無理なくしっかりお仕事動かしていこうと思います。