建築を教えるひとたち

建築を学ぶ

私が建築を学ぶようになってから既に十数年。

昨年の1級建築士の試験後(不合格だったので・・・)から、初めて資格のための学校に通い始めたのですが、最近になって気付いたことがあります。

建築を教える人たちって、教えるがあまりうまくないような・・・。

教える人、表現する人

自分がこの業界で学び、働いている間、要領よく、適切に、物事を説明したり、段取りできる人って少ないなと感じてました。
表現することを建築に移行してしまっているから、他の表現に力が入らないのでしょうか。

建築に対する熱意はわかるのですが、その思いだけしか伝わってこない人とか・・・。
あと、すごく才能があるのに、処理能力がないとか。
研究者でも、その研究が好きなだけなんだな~と感じたり。

資格学校のスマートな講義

資格学校のすごくスマートな講義を受けてから、一級建築士の勉強に関しても整理されていなかったことがすごくすっきりした気がしました。

一級建築士の試験勉強を数年やってきて、学生の頃からもこれだけ建築を勉強してきて、今更かって感じですけど、それだけ情報を自分のなかで整理できてなかったんですね~。

このチャンスを活かすときだと思っています。

建築の仕事は「表現」するのが仕事

昨日資格学校の講師をしていて、仕事の付き合いのある方から仕事のTEL。

先日の模試の結果が良かったことを伝えると「教える人がいいんだな~。」と冗談交じりに言っておられましたが
冗談でかえそうと思っても、それは事実だから否定できませんね。

建築の仕事は「表現」するのが仕事です。

いかにわかりやすく、整理して物事をつたえられるか、それが本当の「仕事」なんだな、と感じる日々であります。