暮らしの中で優先順位が高いもの

雰囲気を活かしてリノベーションする

今日は京都にて「昭和ガラスの家」のリノベーションの打合せ。
検討事項がほとんど解決されて、残り図面を修正して見積もり段階まできました。

みゆう

主婦・母目線で住宅設計をしている女性建築士みゆうが書いています。
この記事ではリノベーションの設計をした「昭和ガラスの家」について書いています。

古いものを活かし、暮らしを整えるリノベーション

古い型ガラス
古い型板ガラスや、手の込んだ欄間、味のある照明器具。
これらを活かしながら、でも何より暮らしやすくする。
古いものを活かし、暮らしを整えるリノベーションになります。

書類整理、洗濯動線。
たくさんある本を、全て見渡せる本の間を作りましょう。

家によって多い本の種類が異なります。
文庫が多い家、マンガが多い家、雑誌が多い家。
本棚にCDやDVDをたくさん置きたい家もあります。

今ある古い本棚がうまく使えていないけれど、雰囲気が好きでお気に入り。
これも活かしていこうと思います。

収納オーガナイザーと一緒につくる家

古い本棚も活かすリノベーション
N様邸では、収納のオーガナイザーさんがいらっしゃるので、モノの把握、行動や好みの把握なども客観視できています。

これがとても面白いのです。

設計者としては物を収納する場所、定位置をつくることは可能ですが、それを収納するのは建築主ご本人なんですよね。

私としてもとても勉強になりますし、特にオーガナイザーさんは表には見えないモノがあることまで知っているので本当にすごいなと思います。

優先順位の高いものから採用し、特に必要でないものは削ぎ落とす。
その作業もあと残りわずかです。
N様、オーガナイザーのH様、ありがとうございました。

「昭和ガラスの家」