子どもの挑戦と向き合う親のチカラ

サッカー少年

この秋冬、息子の大きな挑戦の時でした。
ひとつは、小学校の音楽会で「主役」といえる舞台に立ったこと。
もうひとつは、サッカーチームのセレクションを受けたこと。

できることなら、ベストを尽くしてほしい。
達成感を感じて、次のステージへ進んでほしい。

そんな親心で、夜に公園で太鼓の練習をしたり、休日に公園でサッカーに付き合ったり、その時々にできる応援をしておりました。

サッカーのセレクションは不合格でした

よく、がんばりました。
サッカーに関しては、不合格でした。

先月手を骨折したことも影響しましたし、まだまだ技術がない、ということも分かっていました。
それでもその期間に成長したことをすごく評価してもらったとのこと。
骨折をしたからこそチャレンジした足元のトレーニングが成長につながったのでしょうね。

そのように評価して頂いただけでも良かったのではないかと、感じています。

憧れの和太鼓センター

音楽会に関しては、母号泣でございました。
それが母以上に号泣していたのが、本人。

音楽会の「和太鼓」は1年生の頃から皆が憧れる存在でした。
実は私自身が、息子に「憧れの和太鼓センター」になってほしいと1年生のときから言い続けていました。

母のわがままでしかなかったのですけどね。
どんなに私が頑張っても「息子が憧れの和太鼓センターになる」ということは不可能です。

子どもを育てるのは大変、母であることなんて、しんどいことばかり。
そう思われることが多いのかもしれませんが、こればかりは母の思いのために息子が努力し、やり遂げてくれました。
もちろん母の思いだけではなく、本人もやりたいと思ったことだから、なのですけどね。

手の骨折で狂ったスケジュール

運動会の練習時に手を骨折してから半月以上太鼓の練習ができず、練習ができるようになってからはみんなと合わないと指摘され
「サッカーと和太鼓両立できない!!」
と傍から聞いたら意味不明なことを言い出しておりました(笑)

ほぼ同時期にセレクションと音楽会がありましたからね!

息子としてはすごく大きなプレッシャーと戦っていたんだなと、音楽会で泣きながら歌っている息子の姿を見て、母も涙しておりました。

母だから経験できること

子どもとの向き合い方なんて人それぞれ。
私は仕事があるので、じっくり子どもと向き合えないことが多いのですが、できるときだけ、しっかり、まっすぐ向き合いたい。
それが、私と息子のペース、なのかな。

勝ち取りたい、人を喜ばせたい。
そんな気持ちを持って、勝ち取る喜びを感じてくれたことが母は嬉しいんです。

そんな喜びは、母でないと経験できないこと。

母だから経験できること
母だから提案できること

そういうものをもっともっと大事にしていきたいな、と思いました。