天井と壁の板張り

住宅設計のディティール・色・素材、というカテゴリーの内容をしばらく紹介しています。
3月16日には「居心地の良い空間をつくるための住まい講座」を開きます。
この中でも色や素材から感じる心地良さ、というポイントでお話をします。
ぜひ、この講座にも参加してみてくださいね。

今日から壁や天井の「木」について紹介していきます。

「森を望む家」のリビングは天井と一部壁を杉板張りにしています。
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木の家が好き、と言われる方も多いと思います。
ただ、全体に「木」で仕上がる面が多すぎると野暮ったくなるかなと思うことがあります。
ブリックタイルを貼った部分も当初は板張りの予定だったのですが
ブリックタイルに変えて正解、というバランスの良さになりました。
なので、木の風合いを活かすために
白い壁がバランスよく入る方が良いと思います。
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こちらはキッチンにも板を張っています。
キッチンはステンレスと白で構成してるので木の壁がひきたっています。
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ダイニングの天井も杉板張りにしていますが
白い壁の効果で床、天井の木が印象に残りやすいと思います。