完成したインナーテラスのある家、大阪N様邸のWEB内覧会を少しずつ書いていこうと思います。
他のお住まいの紹介もまだ残っていますので
それぞれ少しずつ紹介していきますのでお楽しみに。
インナーテラスのある家のリビングは
隣地のお住まいが近接したゾーンに設けています。
リビング＝日当たりが良い場所
と思われがちですが
このお住まいでは日当たりが良く、風通しが良い場所を
水回りゾーンに持ってきています。
なぜそのような間取りになったかは
インナーテラスの紹介をするときにご説明します。
このお隣と建物が近接したゾーンに
風通しも良く、心地良いリビング空間をつくるために
リビングには吹抜けを設けました。
吹抜上部から見下ろしたリビング
都市部の３階建て住宅なので
広い床面積のリビングを作ることは難しく
空間の広がりを「高さ」から感じられるようにしています。
リビング側から吹抜け上部を見上げる。
そして、この配置にしたときに気を使ったのが
「風の流れ」 と 「光の入り方」 と 「視線」
このゾーンは風を取り入れやすい場所でもあったので
縦すべり出し窓の開く向きをそろえ
風を呼び込むようにしています。
また、近接したお住まいと向き合うことが無いように
窓の位置を高くしています。
また、吹抜け部の窓だけは透明ガラス。
空や雲の流れを感じることができます。
リビングには造り付けの収納、テレビ棚を。
吹抜け上部には寝室とつながる小窓があります。
リビングをすっきり見せるために収納力のある造作家具を設けました。
キッチン内部が見えないように少し高めの家具にしています。
キッチン背面収納も統一したデザインとしています。
あまり広くないLDKではあるのですが
意外と広く感じる
と見学された皆さんから言われました。
リビングから見たキッチン
窓を高めに設けたことが良い効果となって
都市部ですが静かで穏やかなリビングとなりました。
リラックスできるリビングだと思います。
このブログについて
このブログはみゆう設計室が2006年から書いてきたブログの過去ログを集めています。ブログ記事の「整理、リノベ、リサイクル」です！！
みゆう
家事が楽になる家を建てたい。子育てしやすい家を建てたい。 家が少し古くなって仕上げをきれいにリフォームしたい、中古の家をもっと暮らしやすくリノベーションしたい。また、これから中古物件を購入してリノベーションをしたいけれど、本当にリノベーションの方が良いのか、新築にしたら良いのか分からない。 そんな方に、住まいの見た目を良くするだけではなく、暮らし方を改善するためのご提案までできるのがみゆう設計室です。 いえづくりに関するお悩みはお気軽にご相談ください。
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