育児書よりも価値のある言葉~園長先生からのひとこと

公園で遊ぶ子供

今の育児は「情報」を頼りにすることが多いと思います。
「育児書」もたくさん発行されていますが、ネット上にはたくさんの育児に関する情報があふれています。
ネット上の「口コミ」などは、近所の情報なども得られるので私も良く利用しています。

でも、そのような口コミや育児書よりも、はっと気づかされた言葉がありました。

※2006年に書いていた過去ブログより本ブログにお引越ししてきました。

「失敗したら厳しく叱り、成功したらたくさんほめる」のが良いのか?

先日、2才の娘が保育園から家に帰ってきて、お風呂に入るまでのわずかな時間に、4回もおもらしをしました。

娘は寝るとき、おでかけの時以外は基本的に布のパンツで過ごしています。

おもらしをした事に反省もしない娘に私は強く叱りました。
よく育児書には「失敗したら厳しく叱り、成功したらたくさんほめてあげる」
と書かれていることを思い出したからです。

でも、よく考えてみたら、3歳になってやっとオムツがとれたおにいちゃんに比べ、こんなにも早くトイレに行くようになった娘に、そんな叱る必要があるのだろうか、と自分の行動に疑問を感じました。

保育園のアドバイスに救われる

翌日の保育園の連絡帳に、その内容を書き、先生は保育園で「トイレに失敗」することに対してどのように声かけしてくれてますか?と伺いました。

その連絡帳の返事に、園長先生から
「見守りましょう」
という一言が書かれていました。

そのとおりだな、と思い、気が楽になりました。

本気で子どもに向き合ってくれる第三者がいること

最近「少子化問題」がニュースなどで良く取り上げられますが「子育て支援」のあり方に対してはあまり注目されていないような気がします。
子供を保育園に預けて、一番助かる事は、第三者から自分の子供に対してアドバイスを頂けることだと思います。

親が「ハッ」と気付く言葉をかけてくれる第三者がいることはすごく大事だと思います。

何よりもそんな風に子供たちを受け入れてくれている保育園に感謝です。